ハンドランチグライダー F3K

専用飛行場やハンドランチグライダーネタ

エルロンホーン


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エルロンホーンのロッドが通る穴に

ベアリングが仕込まれています。

舵残りを無くす為なのですが

収めた機体で主翼を外す時このベアリングが取れた!?

そんな事例が有りました…

 

なんとか改善しなければ!

 

前回書いたエルロンリンケージのパイプを

細くするのもその対策の一つでした。

 

今度はこのホーン自体を工夫します!

 

ベアリングの打ち込む穴は2.9mm


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ここにベアリングをペンチでギュって押し込みます。

エルロンホーンの厚みが1.2mmから1.4mm

少し製品にばらつきは有りますが……

対してベアリングの厚みは1mm

つまり片側からペンチで押し込んだだけでは

ホーンの厚みの中央には行きません……

 

そこで!!

 


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中央に0.3mmの突起が付いた治具を作りました。

こいつで

ベアリングを中央まで押し込みます!


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あ、ペンチでですよ  笑

もちろん瞬間を少し塗ってからなので時間との勝負です  笑!

 

 

あとまだ策を講じます。

文章だけで伝わるかなぁ?!

 


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こいつは2.7mmの凸と乙の治具です。

これに40gカーボンを2プライ

圧力を掛けて
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出来上がったボコボコシート!!

 

これをハサミでカットして


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中央に穴を開けて


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エルロンホーンの穴に接着です!


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周りをホーンに合わせて削ったら


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ベアリングの縁だけ(回転しない所)をホーンの穴の両側から抑え込む蓋のような感じです!

 

作業してて思うのですが………

 

 

老眼には

 

ほんとに辛い作業です……  笑

 

レフティは完成!

 

明日アップしまーす!